不動産会社は大手と地元どちらを選ぶ？

不動産会社を選ぶなら大手と地元密着型どっちがいい？

家を探す場合、まず行うのはインターネットでの検索ではないでしょうか。気になるエリアや物件の条件を入れて検索をかけると上位に表示されるのは多店舗展開している大手の不動産会社であることが多いです。しかしながら、物件を探している街には地元で長年やっている不動産会社もあり、大手が持っていない物件や情報を持っていることもあります。不動産会社を選ぶ際はどちらが良いのでしょうか。ここでは大手と地域密着型の違いなどを説明し、不動産会社を選ぶ際のポイントを紹介します。

扱っている物件の多さはどちらが多い？

まずは扱っている物件の多さについてですが、これは大手の不動産会社が圧倒的に強いでしょう。もちろん、地域密着型の街の不動産会社でも大手に引けを取らないくらい数多くの物件を扱っているところもあるので、完全に大手の勝ちとは言えません。様々な物件から選んでも実際に内見するのは多くて10件程度ではないでしょうか。そのため、質の良い物件を適当な数扱っているというのが良い不動産会社と言えるかもしれませんね。不動産会社を選ぶ際に候補物件の数を重視する人は大手の不動産会社へ行くのが良いでしょう。

より詳しい情報を持っているのはどっち？

より詳しい情報を持っているのはどちらでしょうか。結論から言うと、どちらがより詳しい情報を持っているというのは定義できません。大手であっても、物件によってはオーナーとの関係性が深く、常に新しい情報を仕入れていることもあります。扱っている物件数を考えると、全ての物件について詳しい情報を持っているわけではないので、その点は考慮する必要があります。地域密着型の不動産会社は、エリアを特定していて物件の数が限られていても、早い段階で物件の動向をつかむことができ情報を収集することができるでしょう。よって、物件に関する詳しさは同点といったところでしょうか。

幅広いエリアを紹介してくれるのはどっち？

家を探したいけれど候補地が絞れていないといった場合は、幅広いエリアの物件を扱っている大手の不動産会社に行くのが良いでしょう。地域密着型は特定の地域の情報については詳しいですが、他地域の情報はあまり持っていません。大手は多店舗展開していることも多く、他のエリアで同条件の物件を探すといったことが可能です。

接客態度が良いのはどっち？

接客態度についても、大手か地域密着型のどちらが良いかは勝敗つけることはできません。家を探すということは、自分の担当者との関係性も重要です。未公開物件の紹介もさることながら、お客さんの求めている物件の条件だけでなく性格といったところまで理解して適した物件を紹介してくれるような担当者がいる不動産会社を探したいところです。不動産会社を調べる際は、口コミなどを確認してみると良いでしょう。

まとめ

まとめてみると、自分の状況に合わせて大手か地域密着型の不動産会社かを選ぶのが良いということになります。数多くの物件の中から選びたいという方は大手の不動産会社に行くのが良いですし、地域の治安情報や街の歴史などについても知りたいという方は地域密着型の不動産会社を使うのが良いでしょう。担当者や物件の紹介の仕方も含めて自分に合う合わないがあるので、気になる不動産会社はいくつか周ってみるというのも一つの手です。